遊泳

猫、或いはサイエンス

跳躍思考の魅力について

自動改札を通過するとき、前の人のICカードの残高が見えてしまうことがあります。
昨日は前の人が残高436円、私が残高4円で、通過する瞬間に気持ちよく割り切れるなあ、しかも素数だなあと何だか嬉しくなったのでした。

そのことをツイートしたら何故かフォロワの鈴木さんと変なひとっていいよねという話になりまして。
いいですね、変なひと。
しかし単に変なひとが好き、というとざっくりしすぎていて誤解を招きそうなので、もう少し私なりの定義をするならば「物事の見方にありきたりではない独自の切り口をもっていてそれが言動に知らずにじみ出ているようなひと」が好きということになります。ありきたりか否かは飽くまでも私の感覚的な境界になるのですが。

例えば発想の飛躍にはある種の謎解き要素が含まれると思うのですよね。発想の連結の仕様に跳躍部分が多い人は本当に飽きないなあと感じます。
ただ訳の解らないことをいう人が魅力的なのではなく、その裏に筋道立ったロジックを抱えていながらも途中式をすっ飛ばすような思考がよいのです。後から過程を説明されれば「なるほど」と得心できるような。
そういうひとはとても素敵だなあと思います。

今日は会社に献血軍団が来ていたので夕方ちかくにふらりと立ち寄ったら最後の最後になってしまい、あれもこれももってけもってけと、ジュースとお菓子を山盛り渡されて居室に帰りました。ほくほく。周囲の皆さんと一緒に美味しくいただきました。
比重足りててよかった、よかった。