遊泳

猫、或いはサイエンス

小手先の。

バイオリズムの波みたいなもの、底辺に差し掛かった時ほどその存在に気づかされます。
抗い難い感情の濁流に押し流されそうになる。
私の場合は特に身体的な疲れが精神に影響することがあり、ちょっとしたことで哀しくなってしまったり自信喪失してしまうのです。

そんな時は涙脆くなり、言葉が出てこなくなり、周囲への気遣いが薄れてしまう。
そして自覚しているのに、それらをコントロールできなくなるのです。
大切な人の前でだけ。
とても面倒な甘えかたをしてしまうのです。
大切な人ほど傷つけたくないというのに、矛盾しているよなあ。

私は人に対して攻撃性をもつことや八つ当たりすることがあまり好ましく思えないので(裏を返せば私もそれらをされたくないということです、閑話休題)最近はできうる限り言葉を閉ざし、さっさと寝てしまうのが得策かなと考えるようになりました。

そのようなメンタルの状態で哀しさや自信のなさの原因を探ったところで、真っ当な答えが導き出せる筈などないとようやく気づいたのです。幾つかの夜を経て、ようやく。

しっかり寝て起きれば濁った水はからっからに干上がることを私はもう知っている。
self-controlが難しければ、小手先の技術を駆使してみるのも時には悪くないですね。
がんばろう。