陽炎
関東地方、22時55分頃に火球(大きめの流星)が出現したらしく、私の周囲のタイムライン、割と賑わっておりました。
外食からの帰り道で私も外にいたのですが、ちょうどその時間にスーパーで牛乳を買っていたのです。痛恨のすれ違い。もくもくと太い飛行機雲のような痕跡だけはしっかりと目撃しましたが・・・ああ、惜しかったなあ。
お夕食は銀座のカジュアルフレンチ「ishida」さんのハーフサイズフルコース。
和のテイストを採り入れつつも本格的なフレンチで、とても美味しく、盛りつけも美しかったです。
なにより店員さんとの距離感が近すぎず、でも細やかな心配りを感じられ、大変居心地がよいお店でした。
いつかまた行きたいな。
昨日読んだSONYのロボット犬、AIBOに纏わるインタビュー連載記事がとても面白かったです。
ソニーのロボット犬、アイボのお話。身内からの逆風は激しかったけれど世間の称賛は凄かったという。なぜか泣けてくる//
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年6月17日
「時代遅れという批判の中でAIBOは生まれた」 https://t.co/6d8qBcm2Vo
ソニーの連載第二回も面白い。 『井深さんの口癖は「仕事の報酬は仕事だ」だった。難しい仕事に挑戦して成功すると、もっと面白い新しい仕事を任せる、という意味だよ。報酬や地位で人を釣るんじゃなくて、仕事そのものに喜びを見出させる』 https://t.co/rxhS74o7nX
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年6月17日
このインタビュー記事にもあるように、AIBOは開発段階から当時の出井社長に反対され続け、遂に撤退という憂き目に合います。
この記事には出ませんでしたが、以前「死なないペット」として期待しAIBOを飼っていた人達の記事を読んだことがありました。
SONYがAIBOから全面撤退し、修理補償期間が終了したため壊れたAIBOを治療するための部品が手に入らず、それでも家族として暮らしてきたAIBOを捨てることなどできずに動かないまま共に暮らし続ける人達がいて。
何とかしてAIBOを直して欲しいというその方たちの声を聞きつけ、開発に関わっていたとあるエンジニアさんがご自身で保有していたAIBOを解体し、部品として個人的に修理を請け負っていたという記事でした。しかし部品はすぐに足りなくなり、彼は困り果てるのですが、噂を聞きつけた他のエンジニアさんたちがその意思に賛同し、入手できる限りの部品をかき集め、提供してくれたというような内容でした。(私の技術ではお伝えしきれませんが読みながらぽろぽろ泣きました、これ)
今回の記事を読み、なぜ一世を風靡し世界を熱狂に沸かせ人気を博したAIBOが撤退を余儀なくされ、あのような扱いを受けていたのか。そしてかつて世界のSONYと呼ばれたあれほどの企業がなぜここまで凋落してしまったのか。その理由が(一側面からの記事ではありましたが)なんとなく判るような気がしました。
続きがアップされるのを楽しみに待っています。
円周率の全ての桁は予め決まってはいないという考え方と、未来は定まってはおらず我々自身の解釈によって如何様にも展開するという考え方の類似性について。
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年6月17日
プールのあとの気だるい授業の思い出。パサついた髪から塩素のにおいがして、身体は水中の浮遊感覚を残したまま重力の重さを感じあがらないまぶた
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年6月17日
夏の思い出はいつも熱に浮かされたように、淡く立ち上る陽炎のように、ゆらゆらと記憶の底をたゆたっている気がしてる。