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遊泳

猫、或いはサイエンス

真贋

blogサボラーなのですが電車に乗ると何となくスイッチが入る感じがあるので更新などをしてみます。

一昨日は目白の志むらさんまでかき氷を食べに出掛けました。
うず高く盛られたふわふわの氷にとろりと煮込んだ苺がたっぷりの「生いちご」を注文。
数年前にも1度来たことがあるのですが、何度見てもその大きさに驚かされます。でも甘すぎないし苺の粒がしっかり残っていて美味しいので完食です。
ふう。
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そのあとは目白庭園までぽくぽく。
閑静な住宅地に突然現れる門構えと、その向こうに拡がる静謐な空間。
滝の音、木立から洩れる日射し、池に泳ぐ鯉や金魚の影。
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とても落ち着く場所でした。もし近くに住んでいたならベンチで本を読んだりぼんやり景色を眺めるために通ってしまうかもしれないなあ。

そのまま徒歩で池袋まで。
遠いかと思っていたら拍子抜けするほど近くてびっくりです。
製粉会社のタンクがある道を通り抜け、西武池袋線の停車車輌を下から眺められる線路脇を通り抜け、いろはかるたの壁画方面から池袋駅へ。
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この関係者入口の雰囲気がすごくよいな。
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練馬生まれ東上線沿線育ちの私ですが、このルートで池袋に入ったのは初めてで若干興奮しました。
ジュンク堂まで近いのもよい。
医学雑誌を一冊購入し、そのまま向かいの西武百貨店へ。
羽海野チカ先生の世界展をみにゆきました。
はちみつとクローバーの頃からのファンなので思い入れあります。
原画を眺めているだけでくるものがあり、泣いてしまいました(恥ずかしいのでそこはさらりと)。

それから今日は横浜まで出向き、レンブラントのリ・クリエイト(複製画)展へ。
レンブラントも光と陰が美しい画家として有名だけれど、それだけではなく、いつまで眺めても飽きないような緻密さ、質感を徹底的に追求したリアリティ、解剖学的見地に基づいて描かれたことを思わせる肉付きや骨格、浮き出る筋ひとつとっても味わい深い。顔の皮膚の描写など特にそれを感じさせました。
レンブラントは驚くほど多くの自画像を遺しているのですが、それを見比べるのも面白かったです。僅かな手法の違いは勿論、歳を得ていくその過程でのしわや影の入り方にも少しずつ違う工夫がある。徹底的に観察したのだろうな。そしてそれを思うままに描ける技術も本当に素晴らしい。

複製画なので油彩特有の煌めきや奥行きが感じられないのは残念でしたが、写真撮影OKで絵のすれすれまで近づいて観察することが可能なのは複製画ならではの愉しさですね。


以下は毎度の、思ったことなど。

他人の心とか感情が自分の中に流れ込んできて元来自分の中にあった感情に影響を与え、組み換えていくのって物質的で面白い反応だなと思っています。
ウイルスのようだ、とも言える。

自分の感情そのものは微量の生体内物質で容易に左右される訳ですが、外部からの情報刺激がその生体内物質を動員する指令のような役割を果たしている。
ある種の植物は空気中を伝播するフェロモンを介して情報交換するし、人も同様に匂いで好みを判別する機能をもっていたりする。
喩えば「落ち着くようなフェロモン様物質」を出している人といれば本当に落ち着くといったような、感情を操作する物質があるのかもしれない。
この言葉を用いると一気に胡散臭くなりますが、もしかしたら「波動」みたいなものなのかもしれないなあ。言葉がもつ情報みたいに、温度や感触を与えるような波長をもつ粒子をイメージしてる。



誰かを、否、自分自身ですら、知ろうと思ったところで「正しい」答えなんて存在しない。 真に誠実である態度は無記であるのかもしれない。

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