metronome
私が紙の本を好む理由のひとつに「いつでもパラ読みできる」ということが挙げられるかもしれない。電子書籍だと大体のページ数を記憶しておかなければならないけれど、紙ならば前後の厚みで「あの内容、だいたいこの辺りに書いてあったな」とあたりをつけることができる。
ページ数は、栞が手元にないときに覚えておいて後から読み返すような場合には頼りになるけれど、長期的に記憶しておくための素材としては少し心許ないように思う。
また、紙の本をパラパラとめくる間、目はそこに書かれていることを断片的に認識し、拾い上げているように思う。そういった端的な情報を獲得しやすいということも含め、紙の本の方が書かれている場所の特定をしやすいと私は感じている。
そういえば電子書籍は2次元であり、紙の書籍は3次元であるから、もしかしたらこの違いが圧倒的情報量の違いを産み出しているのかもしれないな。
私が興味あるのは常に、「私とあなた」という一対一の関係らしい。所謂オフ会やら懇親会やらを好まない理由もそこにあるのかもしれない。
元来、ひとと会い話をすることはそれほど苦痛ではなかったのだけれど、いつからこんなに複数人の集まりが苦手になったんだろうな。年々、内向的になっていくように思う。これが逃げや甘えでなく本質的な変化だとよいのだけれど。
以下は備忘録として。
@note 閉じられたコミュニティに含まれたいという気持ちだけで誰かとつながるくらいなら疎外感から生じる寂寥を組伏せてでも孤独でありたい。
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年12月11日
@note そもそもなりふり構わず手に入れたいと思えるほどの情熱に翻弄されるタイプではないのだった。策を講じ、敷いた伏線を回収するような静かな熱だ。
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年12月11日
@note 求めていることを当事者以外にしられたくないくせに正々堂々していないと気が済まないところがあるので隠れてこそこそするのは性に合わないみたいだ。
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年12月11日
@note 「解読されたい」という愛のかたち。
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年12月11日
@note 同一の世界線にありながら、解読できる鍵をもつひとだけに向けて暗号を発信し続ける壊れたメトロノーム。リズムを刻め。
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2016年12月11日