遊泳

猫、或いはサイエンス

羞恥の領域

午後の空き時間にじっくり考えてみて、頭の中である程度整理がついたら、やっぱり質問は気恥ずかしいなあと思い、やめようやめようってなってしまいました。
自分で出さなければいけない答えについて安易に他者を頼るのは恥ずべき行為だという考えが、瀬戸際の決壊を辛うじて妨げてくれています。
軽率さと慎重さはボタンひとつでON/OFF可能な仕様。必要なのは勢いだけ。

いちど恥じらいという感情を踏み荒らして図々しさを許諾してしまうと、その領域は際限なくひろがってゆく気がしています。
あまいあまい誘惑だ。
私の核が澱んだものであったとしても、せめて自意識を手放さない範疇においてくらいは清廉でありたいと願うのです。

さて。